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YU@UK 200503 Archive

一路南へ…

NEC_0011.jpg今日はロンドンを離れて、ずんずん南へ向かってます。イギリスは鉄道発祥の地、日本同様網の目のように鉄路が伸びてます。ロンドンには中央駅がなく、方面別のターミナルに別れていて、僕の向かうドーバー海峡の街イーストボーンへはヴィクトリア駅が始発。平日日帰りで安い「Cheap Day Return」という往復切符を買ってホームへ。乗り方も日本と同じだから困ることもなかったです。
いわゆる駅弁はこの国にはないけど、なんと寿司の売店がありました。手軽で腹持ちよくて安い。ほんとは車内に匂いを残さないというのが鉄道当局には喜ばれてるらしいですが。鮭と鮪のにぎり、玉子、それに「トーフ・ニギリ」と書いてあったいなり寿司を買って車内で食べたけど、うまかった。ちゃんと日本の寿司を理解してますな。
窓の外は草原と牧場、そして山々(あまりイングランドに高い山はないのだけど…)、北海道のような光景が続いていて、ほっとします。でも家並がやはりレンガ色。
小さな街をいくつか過ぎて、列車はもうすぐイーストボーン。ここからバスで20分、セブンシスターズが今日の目的地です。


イーストロンドンを歩く – Bricklane & Shoreditch

ffc735af.jpg今日もnちゃんの案内と、同じ学校の友人ひろこさんを加えて、最近とみにnちゃんおすすめのイーストロンドン界隈を歩いてきた。
まずはブリックレーンへ。ここは中東系の人たちが多くて、食材やCDなどのお店もバッチリ。地名標識も現地語併記。そして、ここは日曜日に街路市やインドアマーケットが立って、古着や食べ物から写真・イラストなどのアートまであらゆるものを売っている。街並みと同じように雑然とした雰囲気がたまらない。お昼はその端にあるベーグルの超有名な店でテイクアウェイ。サーモン&クリームチーズのとろけるお味が最高。
さらに進むと今度はフラワーマーケットが。ここはそろそろ終了の時間だったので大安売りタイムに突入。日本のお花屋さんと全く同じように独特な節回しの「2つで3ポンド、3ポンド!」のようなかけ声がとてもにぎやか。その手前にあった古本屋で、ニューヨークの街と光景を題材にしたオムニバスの短編集を買った。ロンドンに来てニューヨークってのもなんだけど、旅人の眼から見ておもしろそうで、読んでみたくなったので。これまた日本の古本屋の親父と同じ寡黙なお父さんに4ポンドを渡して、Thank You.
さらに進むともう公式な市場ではないような路上にものを並べているような店まで現れたり、近くのフルーツマーケットでは終了後に市の条例だかで売れ残りをさっそく処分しなければならないらしく、回収車が来ていたところを撮っていたら「まだ喰えるから持ってけ!」なんて山積みのウォーターメロンを指差したりしてくれたけど、荷物になっちゃうので遠慮。sorry.

20050320-p02.jpgその先にはこれまたかわいい雑貨の店が続き(そこまでの道は市場の段ボールなんかが散乱した、ある意味で雰囲気のある一角である)、ふたたびブリックレーンを目指す途中で、僕はTubeのショーディッチ駅に立ち寄った。平日の朝夕と日曜のマーケットの時間だけしか電車の来ない、Tubeでいちばん静かな駅。ここロンドンの地下鉄を舞台にした映画「チューブ・テイルズ」の中にも出てくる。今日はもう営業も終わり、シャッターが下りていて人影もない。マーケットの雑踏がウソのような静けさの中、駅前の公園では子供たちがサッカーをしていて、それだけが唯一の人影だった。
映画の中で、ここは親子が線路にサラリーマンが飛び込んでしまうのを見てしまうというエピソードの舞台だった。まわりは住宅地が少しあるだけで広大な空き地と鉄道の廃線跡がある。曇天の下、映画のシーンそのものの光景だ。今日はホームに入れなかったけど、いる間にまた撮りに来たい。
明日はちょっと遠出。小さな頃から行きたかった場所を目指します。


すっかり地元の人と行くロンドンツアー

20050309-p01.jpg週末ということで、学校もお休みのnちゃんがナビゲートするロンドン撮影散歩をしてきた。
まずはお財布の中にこの方の顔が一杯の(すべての紙幣と硬貨の肖像に描かれているので)女王陛下のお住まい・バッキンガム宮殿の衛兵交代式を見て、その足でグリーン・パークへ。宮殿のまわりのセントジェームスパークや昨日行ったハイドパークともども、都心の真ん真ん中にこれだけの広大な公園があるそれだけでこの街が好きになってしまいそうなくらい。
真横にあるマークス&スペンサー(スーパー)でランチを買って、芝生に座って食べたんだけど、これがもう最高。太陽サンサン、Tシャツ姿やそれすらも脱いでいる人までいて、春の陽気を僕たちも身体に受けて、芝生に寝転んで感じた。

20050309-p02.jpgお次はロンドンを一望する大観覧車・ロンドンアイ。列に並んだのだけど改札で「先にあっちで買ってきて」と言われ、チケットを買ったのだけどその指定時間まで2時間半もあるので(ちなみにその旨の掲示は全くなかったところが意外と適当なところのあるイギリスらしいような気もするが…)、テムズ川の沿岸を撮り歩いた。ここサウスパンク(中心部の南岸)は文化施設が集中しているこの街の最先端スポット。対岸の古い建築とのコントラストも見事。海のように水が退くとテムズの川べりは降りて歩くことができて、そこには世界中の漂着物(海から逆流してくるらしい)やロンドンを支えてきたレンガのかけらが転がっている。何度もここを撮っているnちゃんともども、僕もここでとりつかれたように撮った。ここだけでカラー3本、B/W2本くらい。
鉄橋の真下から、これから乗るロンドンアイと国会議事堂(ビッグ・ベン)が一望できる場所がある。ここは観光客の気づかないビューポイント。もし訪ねる機会があれば、ぜひお試しあれ。

20050309-p03.jpgようやく時間が来て、ロンドンアイへ。
ここは僕がイギリスまで乗ってきた英国航空がやっているだけあって”Have a Nice Flight”のあいさつで見送られて、だんだんと上空へ。ちょうど夕焼け時、春霞の中のロンドンを360°、30分かけてのフライトはなかなかすばらしいものだった。実はイースターの企画で、市内のどこかのビルの屋上に巨大なイースターエッグが置いてあるのでその場所をロンドンアイから見つけて応募してね、というイヴェントをしていたのだけど、かすんでいてわからずじまい。ちょっと残念…。

20050309-p04.jpgそして夜はnちゃんの友人も加わってDJをするということで、北東・Walsamstow Centralにあるパブへ。ここはすっかり郊外(“ヴィクトォーリアライン”と発音するTubeのVictoria線の終点。なぜかこの発音が気に入った…)なのでまず観光客は行かないところ。nちゃんの友人の友人たちは日本人が多いのだけどもちろん地元の人もいて、その英語がチャキチャキのコックニー(ロンドン弁)なのが僕の語学力にはこたえたけれど、ビールもすすんで、写真も撮って、いい時間を過ごした。

20050309-p06.jpgすっかり終電も終わってしまったけど、ここでは心配無用。赤いダブルデッカーがナイトバスとしてTube沿線を中心に朝まで走っているのだ。途中トラファルガースクエアでののりかえに30分くらい待ったけど、昼間の暑さがウソのような寒さ。やっぱり3月だねと実感して、3時前に帰ってきた。
朝から翌日まで、街を撮って満喫した一日だった。さすがに疲れたので即ベッドだった…。


二日目のいろんなこと。

NEC_0007.jpgハイドパークからTubeで中心部のちょい上にあるGoodge Streetまで行き、学校を終えたnちゃんと合流。まずその足で彼女の学校に寄って、作品を見せてもらいました。
いまは一冊の本(写真集)をつくるという実習が進行中で、それこそ撮る→焼くということはもちろん、それらからセレクトして編集していく一連の流れをやっていて。ほかにもビジネスエリアや繁華街、建設現場から友人・街の人など50人の顔を撮ったプロジェクトなど、膨大な数の写真を見て、彼女すごいな、と。こっち来て、やっぱりとても充実した日々を、写真と向き合い自分を広げる日々を送ってるんだなと実感しました。と共に、僕ももっともっと、もっともっとがいくつ付くかわかんないくらいがんばらなくちゃと痛感もさせられました。まだ視野が狭いな、と。今度の旅は、なぜ僕は写真を続けてきたか、そしてこれからどう写真を自分自身のものにしていくかを考えながら撮る旅になりそうです。そのためにはまたとない環境だなと思うし、まだ来て二日だけど、よかったと思うのです。色のあふれるこの街を、そのまま持って帰りたくて、そして少しでも新しい僕の写真を作り出したくて、予定を覆して(!?)カラーを中心にいま撮っています。彼女の持
ち込んでるラボがとてもよい発色だというので出してみます。

夕方、金曜日、しかも明日からはイースターホリデー。街は渦を巻くような人並み。そんななかを二人で歩き、書店をハシゴして、パブでギネスを飲み(これがスイスイ入ってくんだな。うまい!)、バスでテムズ河畔の観覧車・ロンドン・アイに行ったらすでに受付締切。夜だし明日にするかということで、南下してダウンタウン・Elephant & Castleにあるnちゃんおすすめのチャイニーズ・デリで夕食。ロンドンは世界のたいがいの食べ物は食べられる街なんで(人も世界中から集まってるしね)、こういうとこには事欠かないみたい。鶏炒飯(£3.8)、ぱらっとしてうまかったけど量多すぎ。

今日はよく歩いたこともあって、都心の位置感覚はつかめてきた気がします。あしたは二人でギャラリー巡りの日に決定!


サクラサク、ハイドパーク

image.jpg日本の皆さん、桜咲いてますか?
…今年、僕のお花見初めはここになりました。それにしてもあったかい、つーか暑いっす。半袖な人もいっぱい。
今日は土地勘を磨く日と決めて、セントラルロンドンをぶらついてます。さっきはタワーブリッジそばのデザインミュージアムに寄って、いわば生活のなかのデザインを集めた企画展を見ました。地図や路線図、標識から世界の新聞やテレビの天気予報(日本の森田正光さんがビデオに出てた!)、解剖図まで、いかにして人間はものごとをわかりやすくデザインしてきたかを俯瞰できて楽しかったな。
ここでひとやすみして、また歩きます。


じゃ、証拠をひとつ。

NEC_0004.jpgTube(地下鉄)、バス、それに僕が滞在するあたりを走る新交通システム・DLRの一週間定期に、£10のプリペイドを付けてもらった、oysterという名のICカード。ロンドンでも東京みたいにタッチ&ゴーできます。
これで一週間、暮らしてきます。


着きました、ロンドンに。

image.jpg今朝まで札幌にいたのが信じられないです。といってもこの画像全然ロンドンじゃないよね(笑)
携帯も無事つながりました。で、さっそくエントリしてみまーす。


成田第1ターミナル

image.jpg来ました、ここまで。
外は霧雨。なんだか『雨』ってものを久しぶりに見たなぁ。世界中へ向かう飛行機、人、人、人。僕もそのひとりになろうとしている。日本を離れるという実感がやっと湧いてくる。
ブリティッシュ・エアウェイズ 8便、ロンドン・ヒースロー行き。あと50分で出発です。


おはようございます。

旅立ちの朝がやってきた。といっても、ゆうべから起きっぱなし。
帰り道に「しばらくJapanese Bathは味わえないなぁ」と思って近くのスーパー銭湯に立ち寄り、帰宅してパッキングをして、Webを更新して、……そんなうちにこんな時間に。
千歳を朝イチで発つので、街からのバスも真っ先に乗らなくちゃならない。あと1時間ほど。

いよいよ出発。とにもかくにも、ドキドキする。
この一文をエントリしたら、iBookもしまわなくては。
では、行ってきます。

*この先、可能な場所では携帯からUP&コメントにお返事しますが、頻度が遅くなる場合があります。どうぞ、ご了承ください。


あした、この空を越えていく

image.jpg旅の支度をして、外に出るとすっかり夜。昼間あんなにあったかかったのに、日が沈むとまだまだ風は冷たくて…。見上げればきれいな上弦の月。
明日、いよいよこの空を越えていきます。


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