
《【前編】から続く》
ひきつづき、2008年11月6(木)・7(金)日、エスキモーPINO Presents・Perfume 日本武道館ワンマンライブ2Days『BUDOUKaaaaaaaaaaN!!!!!』のウリュウ的ライヴレポートです。
ここからは後半。3人も、そしてオーディエンスのボルテージもどんどん上がっていきます。
ウリュウ的文章でどこまで伝えられるか・・・ですが、よろしければ、最後までぜひ。
●M.10『GAME』
この春出たアルバム、そしてツアーのタイトルチューン。
DVDで見た時は、ジャケットにもなった黒い衣装だったが、ツヤを持つ白い衣装になってもかっこよさは変わらない。片手にライトセイバー、そして再びヘッドセットマイク。激しいビートに乗り、首を振り、間奏で振り上げたライトセイバーが光を放つ。
なんだろう、いままでに見たことのないタイプのアーティストだと再確認させられる。ただ歌っているだけでも踊っているだけでもない。一見アイドルっぽいのに、やってる音楽はテクノやエレクトロ。激しく、そして緻密なダンス。歌声は楽器の一部のように加工され、まさにアンドロイドのようなのに、しゃべれば"素"が出まくり、そこらの芸人よりも面白い。
アルバム『GAME』を初めて聴いたとき、正直参った、と感じた。捨て曲が全くない。こんなの連発されたらもうこっちはグゥの音も出ないのだ。すでにこのライブレポもとてもその体を成していない(笑)し、むしろ彼女たちの曲そのものの解説になってしまったけど、音を聴き、初めてライヴで目の前で彼女たちを見て、やっとこうしてレビューのようなものを書けた。ライブがPerfumeのホームグラウンドだ、ということを、初めて、そして衝撃のうちに体感した。
●M.11『シークレットシークレット』
『PINO』のCMソングとしてすっかりおなじみになったナンバー。これもまた難易度AAAのダンスをことも無さげに踊る3人に釘付けになる。
イントロとエンドでロボットのように動く3人には、本当に機械仕掛けなんじゃないかと思ってしまうほど。『♪斜めから恋をしてる』の「斜め」の振りが印象的。
●M.12『パーフェクトスター・パーフェクトスタイル』
『♪手を伸ばしてももう届かない』。これもまた、せつない歌のはずなのにそれを隠すかのように明るく踊るのである。オーディエンスも親指と小指を伸ばし、キラキラさせるように前に出す。一万人の作り出す星。
その道で輝いている人のことをスターというけれど、すでに後半に入ったこのタイミングで歌うにふさわしかった。武道館を自分の庭のように縦横無尽に動き続ける3人と、それぞれの楽しみ方でこの空間を作り続けるオーディエンスが、最初からではあったけれど、ここで気がつくと明らかに一つになってきていた。
◆MC.03
来た!待ってました!のっちのお説教withかしゆか(笑)。初日のひとこま。
『まだまだ、ウチらの方が楽しんでるような気がするんですよね』。
『ライヴハウスじゃないと楽しめないんですかぁ!?』
僕は身体もノリに任せて動かしたり、手も振ったり。でも、意外にもそこまでやってないオーディエンスもいたんですよ、周りを見てみたら。
で、さらにのっちの一喝。
『今回は椅子があるから自分のスペースが確保されてるんです。ライヴハウスよりも動けるスペースがあるんだから、もっと踊り狂ったらいいじゃん!!!』
これでかなり周囲も、いや一万人の何かが外れました。
●M.13『セラミックガール』
これまた、親指+人差し指+中指を「ニャン、ニャニャンニャン」してみんなで振りをやるナンバー。
スクリーンやひな壇に仕込まれたLEDにフレーズが流れる。Ceramic Girl、Say Love me Girl。ここの音韻を踏むところが僕は好き。
どんどん一体感を醸し出す3人+一万人、もう止まらないし止められない。
●M.14『ジェニーはご機嫌ななめ』
ジューシー・フルーツのカバー、そして声出して参加の一曲。
僕もやってしまった、『のっち〜!』『あ〜ちゃ〜ん!』『ゆかちゃ〜ん!』。実に気持ちいい!
◆MC.04
さらにボルテージを上げるべく『パッと楽しく遊ぼうの会』と銘打った全員参加型MC。
四つ打ちビートの流れる中、ジャンプしたり、ウェーブを巻き起こしたり。
そこでまたしてもあ〜ちゃん本領発揮、『Say HO!』『HO! HO!』と僕らを乗せる乗せる。
で、出てきた。『イェイイェイのウォウウォウ』。……それってTKさんじゃ!?(笑)
『そして〜輝〜く、ウルトラソウル!』……それってB'zさんじゃ!?(爆笑)
自分らの曲でということで、『チョコレイト?』『ディスコっ!』『チョコレイト?』『ディスコっ!』。
来るぞ、来るぞ。
●M.15『チョコレイト・ディスコ』
ついに来ましたキラーチューン。あ〜ちゃんの「行くよ〜!!!!!」は爆発のサイン。
僕も本領発揮で完全振りコピ、踊りまくらせていただきました。
3人が煽る煽る。あんた、どこのロックミュージシャンよ、ってくらいに。
ほんとはのっちが「ディスコ!」で人差し指をクイッとやって煽るのを見たかったけど(笑)、それは今回はなかった。
なぜか教室が……、いや、武道館がダンスフロアに! 正力さんもびっくりだ。
●M.16『ポリリズム』
僕らを殺す気ですか、Perfumeさん。
怒濤の鉄板ナンバー連射にして、彼女たちをプレイクさせた名曲であり、僕がPerfumeを知った一曲。歌詞もメロディもダンスもみんな好きすぎて困る。またしても踊れる限り踊る。バズーカから無数の銀テープ発射。
ナマで見る「ポリループ」は圧巻。ここで起こった大歓声は忘れられない。
●M.17『Puppy Love』
本編、最後の一曲。『♪ツンデレーション』という歌詞を入れてしまうヤスタカさんにはもう恐れ入りましたという他ない。これまたライヴ初披露。
2日目には振りレクチャーがあって、右手を『上下上上、下上下下』と動かす。3人が3方に散って、僕らも一緒に『上下上上』。
【アンコール】
万雷の拍手とともに、2度目の衣装替え。"からし色"の衣装とともに登場した3人が改めて感謝の気持ちを伝えてくれた。
2日目。あ〜ちゃんが『またしても中田さんがいい曲を……』と言ったとき、観客から『来てるよ!』の声が。気がつくとスクリーンにはカメラを向けられたヤスタカさんが大写しになり、僕含め『ヤスタカ!』コールが巻き起こる。普段、自らが手がけたアーティストのライヴに足を運ぶことは少ないという彼。あ〜ちゃん曰く『中田さんもこんな有名なところに来るんだねぇ』、のっち曰く『中田さんって電池食べてるだけじゃないんだ(笑)』。招待とは思うが、それでもここに来たかったってことが、照れ気味な姿から充分に見て取れる。
汲めども尽きぬその才能、僕も正直うらやましく思っているヤスタカさん。手抜きなく、頼まれたオファーにもひたすら応え続け、だけど自分が本当に好きな音だけを作り続けるスタイルはプロの鑑だと僕は思っている。
そして、あ〜ちゃん。
『ありがとう以上の言葉があればいいのに……』。
涙をこぼしながらそう言った。ずっと抱き続けてきた、だけど一時はその夢を口にすることもできなかったという、夢。それがついに叶ったことをひたすらに感謝の言葉で綴る3人。
そんな3人へのプレゼント、そして僕らへのメッセージが、今度の新曲。
○M.18 (EN.01)『Dream Fighter』
ラジオでは既に聞いていたけど、もちろん初披露の歌とダンス。スクリーンに同時に映されたPVももちろんここで解禁。
PVと生の3人、どっちに注目すべきか迷うほどだった。それほどまでに今回も激しい、だけど歌詞の世界にシンクロした振り付けと、美しい映像。
今回は歌詞が僕の胸にも強く突き刺さる。『終わりのない旅』、『生きている証拠』、『現実に打ちのめされ倒れそうになっても きっと前を見て歩く』。
気がつくと、口ずさみながら、泣いていた。おこがましくも僕の歌じゃんか、と思った。ヤスタカさん、俺の写真見てくれたんかと思うくらいに。それほどまでに、この歌には惹かれている。
来週ついに発売になる。CDの音で聴くのをこれほどまでに楽しみにした曲は何年ぶりだろう。それを贅沢にも生で聴けたこと。もうそれだけで充分だ。
○M.19 (EN.02)『Perfume』
自分たちのユニットの名前をそのまま冠した、3人からのメッセージ。そして、オーディエンスも全力で「パッパッパッパッパッパッ」と手を開き、グルグル回して人差し指を3人に向けて「You!!!」。
『ありがとう』という歌詞のある曲。いえいえ、『ありがとう』と言いたいのは、僕らです。
○M.20 (EN.03)『wonder2』
ついに本当のラストナンバー。みんなが歌い、ピースサインのように「2」を出した手を振り続ける。
この歌も好きだ。人と人、想いと想いのつながりや連なりを、聴きながらいつも想う。
スタッフロールが映写される。幕が降りてくる。
隙間から最後まで手を振り続ける3人。そして閉じたスクリーンの上には。
『2009年5月9・10日 国立代々木第一体育館で、また会いましょう!』
『ありがとう!』の文字とともに、客電が灯った。
およそ2時間半という時間も分からないほどに、とにかく酔いしれた。そして、「ライヴをした」。
僕はじかに見られなかった『GAME』ツアーで、のっちはこう言っている。
『ライヴは見に来るものじゃなくて、しに来るもの』。
相当久々にこういう空間に身を置いて感じたことは、表現の手段は違っても、自分から動くことで初めて想いは伝わり通い合う、ということ。中でもライヴはステージの向こうとこっちが同じ空間で、同じ空気のもとで作り上げるものだ。それは僕が続けている活動や個展、展示と同じ。
干支ひとまわりも違う歳の表現者たちに、心底惹かれ、尊敬し、そして「負けられない」と思った。
ひとつのアーティストが夢を叶えた空間。日本中から馳せ参じたオーディエンスが共に作り上げた時間。ライヴであり、あまりにも熱く、濃い、特上のパフォーマンスショー。
この場に立ち会えたことを、僕は心の底から誇りに思い続けるだろう。
……また札幌に来ないかなぁ。
この春出たアルバム、そしてツアーのタイトルチューン。
DVDで見た時は、ジャケットにもなった黒い衣装だったが、ツヤを持つ白い衣装になってもかっこよさは変わらない。片手にライトセイバー、そして再びヘッドセットマイク。激しいビートに乗り、首を振り、間奏で振り上げたライトセイバーが光を放つ。
なんだろう、いままでに見たことのないタイプのアーティストだと再確認させられる。ただ歌っているだけでも踊っているだけでもない。一見アイドルっぽいのに、やってる音楽はテクノやエレクトロ。激しく、そして緻密なダンス。歌声は楽器の一部のように加工され、まさにアンドロイドのようなのに、しゃべれば"素"が出まくり、そこらの芸人よりも面白い。
アルバム『GAME』を初めて聴いたとき、正直参った、と感じた。捨て曲が全くない。こんなの連発されたらもうこっちはグゥの音も出ないのだ。すでにこのライブレポもとてもその体を成していない(笑)し、むしろ彼女たちの曲そのものの解説になってしまったけど、音を聴き、初めてライヴで目の前で彼女たちを見て、やっとこうしてレビューのようなものを書けた。ライブがPerfumeのホームグラウンドだ、ということを、初めて、そして衝撃のうちに体感した。
●M.11『シークレットシークレット』
『PINO』のCMソングとしてすっかりおなじみになったナンバー。これもまた難易度AAAのダンスをことも無さげに踊る3人に釘付けになる。
イントロとエンドでロボットのように動く3人には、本当に機械仕掛けなんじゃないかと思ってしまうほど。『♪斜めから恋をしてる』の「斜め」の振りが印象的。
●M.12『パーフェクトスター・パーフェクトスタイル』
『♪手を伸ばしてももう届かない』。これもまた、せつない歌のはずなのにそれを隠すかのように明るく踊るのである。オーディエンスも親指と小指を伸ばし、キラキラさせるように前に出す。一万人の作り出す星。
その道で輝いている人のことをスターというけれど、すでに後半に入ったこのタイミングで歌うにふさわしかった。武道館を自分の庭のように縦横無尽に動き続ける3人と、それぞれの楽しみ方でこの空間を作り続けるオーディエンスが、最初からではあったけれど、ここで気がつくと明らかに一つになってきていた。
◆MC.03
来た!待ってました!のっちのお説教withかしゆか(笑)。初日のひとこま。
『まだまだ、ウチらの方が楽しんでるような気がするんですよね』。
『ライヴハウスじゃないと楽しめないんですかぁ!?』
僕は身体もノリに任せて動かしたり、手も振ったり。でも、意外にもそこまでやってないオーディエンスもいたんですよ、周りを見てみたら。
で、さらにのっちの一喝。
『今回は椅子があるから自分のスペースが確保されてるんです。ライヴハウスよりも動けるスペースがあるんだから、もっと踊り狂ったらいいじゃん!!!』
これでかなり周囲も、いや一万人の何かが外れました。
●M.13『セラミックガール』
これまた、親指+人差し指+中指を「ニャン、ニャニャンニャン」してみんなで振りをやるナンバー。
スクリーンやひな壇に仕込まれたLEDにフレーズが流れる。Ceramic Girl、Say Love me Girl。ここの音韻を踏むところが僕は好き。
どんどん一体感を醸し出す3人+一万人、もう止まらないし止められない。
●M.14『ジェニーはご機嫌ななめ』
ジューシー・フルーツのカバー、そして声出して参加の一曲。
僕もやってしまった、『のっち〜!』『あ〜ちゃ〜ん!』『ゆかちゃ〜ん!』。実に気持ちいい!
◆MC.04
さらにボルテージを上げるべく『パッと楽しく遊ぼうの会』と銘打った全員参加型MC。
四つ打ちビートの流れる中、ジャンプしたり、ウェーブを巻き起こしたり。
そこでまたしてもあ〜ちゃん本領発揮、『Say HO!』『HO! HO!』と僕らを乗せる乗せる。
で、出てきた。『イェイイェイのウォウウォウ』。……それってTKさんじゃ!?(笑)
『そして〜輝〜く、ウルトラソウル!』……それってB'zさんじゃ!?(爆笑)
自分らの曲でということで、『チョコレイト?』『ディスコっ!』『チョコレイト?』『ディスコっ!』。
来るぞ、来るぞ。
●M.15『チョコレイト・ディスコ』
ついに来ましたキラーチューン。あ〜ちゃんの「行くよ〜!!!!!」は爆発のサイン。
僕も本領発揮で完全振りコピ、踊りまくらせていただきました。
3人が煽る煽る。あんた、どこのロックミュージシャンよ、ってくらいに。
ほんとはのっちが「ディスコ!」で人差し指をクイッとやって煽るのを見たかったけど(笑)、それは今回はなかった。
なぜか教室が……、いや、武道館がダンスフロアに! 正力さんもびっくりだ。
●M.16『ポリリズム』
僕らを殺す気ですか、Perfumeさん。
怒濤の鉄板ナンバー連射にして、彼女たちをプレイクさせた名曲であり、僕がPerfumeを知った一曲。歌詞もメロディもダンスもみんな好きすぎて困る。またしても踊れる限り踊る。バズーカから無数の銀テープ発射。
ナマで見る「ポリループ」は圧巻。ここで起こった大歓声は忘れられない。
●M.17『Puppy Love』
本編、最後の一曲。『♪ツンデレーション』という歌詞を入れてしまうヤスタカさんにはもう恐れ入りましたという他ない。これまたライヴ初披露。
2日目には振りレクチャーがあって、右手を『上下上上、下上下下』と動かす。3人が3方に散って、僕らも一緒に『上下上上』。
【アンコール】
万雷の拍手とともに、2度目の衣装替え。"からし色"の衣装とともに登場した3人が改めて感謝の気持ちを伝えてくれた。
2日目。あ〜ちゃんが『またしても中田さんがいい曲を……』と言ったとき、観客から『来てるよ!』の声が。気がつくとスクリーンにはカメラを向けられたヤスタカさんが大写しになり、僕含め『ヤスタカ!』コールが巻き起こる。普段、自らが手がけたアーティストのライヴに足を運ぶことは少ないという彼。あ〜ちゃん曰く『中田さんもこんな有名なところに来るんだねぇ』、のっち曰く『中田さんって電池食べてるだけじゃないんだ(笑)』。招待とは思うが、それでもここに来たかったってことが、照れ気味な姿から充分に見て取れる。
汲めども尽きぬその才能、僕も正直うらやましく思っているヤスタカさん。手抜きなく、頼まれたオファーにもひたすら応え続け、だけど自分が本当に好きな音だけを作り続けるスタイルはプロの鑑だと僕は思っている。
そして、あ〜ちゃん。
『ありがとう以上の言葉があればいいのに……』。
涙をこぼしながらそう言った。ずっと抱き続けてきた、だけど一時はその夢を口にすることもできなかったという、夢。それがついに叶ったことをひたすらに感謝の言葉で綴る3人。
そんな3人へのプレゼント、そして僕らへのメッセージが、今度の新曲。
○M.18 (EN.01)『Dream Fighter』
ラジオでは既に聞いていたけど、もちろん初披露の歌とダンス。スクリーンに同時に映されたPVももちろんここで解禁。
PVと生の3人、どっちに注目すべきか迷うほどだった。それほどまでに今回も激しい、だけど歌詞の世界にシンクロした振り付けと、美しい映像。
今回は歌詞が僕の胸にも強く突き刺さる。『終わりのない旅』、『生きている証拠』、『現実に打ちのめされ倒れそうになっても きっと前を見て歩く』。
気がつくと、口ずさみながら、泣いていた。おこがましくも僕の歌じゃんか、と思った。ヤスタカさん、俺の写真見てくれたんかと思うくらいに。それほどまでに、この歌には惹かれている。
来週ついに発売になる。CDの音で聴くのをこれほどまでに楽しみにした曲は何年ぶりだろう。それを贅沢にも生で聴けたこと。もうそれだけで充分だ。
○M.19 (EN.02)『Perfume』
自分たちのユニットの名前をそのまま冠した、3人からのメッセージ。そして、オーディエンスも全力で「パッパッパッパッパッパッ」と手を開き、グルグル回して人差し指を3人に向けて「You!!!」。
『ありがとう』という歌詞のある曲。いえいえ、『ありがとう』と言いたいのは、僕らです。
○M.20 (EN.03)『wonder2』
ついに本当のラストナンバー。みんなが歌い、ピースサインのように「2」を出した手を振り続ける。
この歌も好きだ。人と人、想いと想いのつながりや連なりを、聴きながらいつも想う。
スタッフロールが映写される。幕が降りてくる。
隙間から最後まで手を振り続ける3人。そして閉じたスクリーンの上には。
『2009年5月9・10日 国立代々木第一体育館で、また会いましょう!』
『ありがとう!』の文字とともに、客電が灯った。
およそ2時間半という時間も分からないほどに、とにかく酔いしれた。そして、「ライヴをした」。
僕はじかに見られなかった『GAME』ツアーで、のっちはこう言っている。
『ライヴは見に来るものじゃなくて、しに来るもの』。
相当久々にこういう空間に身を置いて感じたことは、表現の手段は違っても、自分から動くことで初めて想いは伝わり通い合う、ということ。中でもライヴはステージの向こうとこっちが同じ空間で、同じ空気のもとで作り上げるものだ。それは僕が続けている活動や個展、展示と同じ。
干支ひとまわりも違う歳の表現者たちに、心底惹かれ、尊敬し、そして「負けられない」と思った。
ひとつのアーティストが夢を叶えた空間。日本中から馳せ参じたオーディエンスが共に作り上げた時間。ライヴであり、あまりにも熱く、濃い、特上のパフォーマンスショー。
この場に立ち会えたことを、僕は心の底から誇りに思い続けるだろう。
……また札幌に来ないかなぁ。



