次の”layer”へ…御礼・近作展『layered white, and there』

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ウリュウ ユウキ初の近作展として開催した『layered white, and there』は、4月28日(火)をもちまして4週間の会期を無事終えることができました。
ご来場くださいまして、また応援してくださいまして、誠にありがとうございました。

昨年・2014年は、僕にとって一年に3回の個展を開くという、自身の作家歴の中で初めての年となりました。
その前年、光景を”重ねる”という試みを始めてから、自分の中に気づかないうちにあった固定観念のようなものを越えて、自由に発想できる機会が増えてきた気がします。
平面で、静止画である写真に軸足を置きながら、そこに動きや厚み、ライブ感を出し、ひとつの空間を作り込む実験を、いろいろな場所と形でしてきた一年でした。
もう一度、これらの「実験」をひとつの空間で振り返りご覧いただく機会が作れたらという思いを持っていたところに、EARTH PHOTOさんからお誘いをいただいて実現したのがこの展覧会でした。

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いわば”19.5回目”の個展として、振り返ったり立ち止まったりではなく、今のウリュウが見て、考え続けているものを見てもらい、そして僕自身も確かめたい。そんな思いで、ここ最近の作品をご覧いただきました。
一連の作品群では新しいチャレンジをたくさんしましたが、それは僕のこれまで作り続けてきたもの…街や日常のどこかをパーツのように拾いつなぎ合わせていく視点と地続きになっていると思っています。

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一年の三分の一を雪の中で暮らす北国の人々。
見方を少し変えることから、見えてくるものがある。そう信じて、しかしそれをどういった形で表現すればより伝わるだろうか。
…ここ数年、ずっとそんなことを考えてきました。それが、僕自身見方を変えることによってひとつのかたちになりました。
もちろん、より磨きたいと思う点も見えてきました。多様な展示方法を取り入れるようになって、なおさらにそう思います。

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一枚の写真という軸足を持っているからこそ、さらに枝葉を広げられる。
こだわり続けながらも、こだわらずに。相反することへのチャレンジを、これからも続けていくことになると思います。でも、それがとても楽しみです。

次の個展は、自身20回目の個展となります。また、グループ展にもいくつか出させていただくことになっています。
また新たな光景を重ねて、皆さまにご覧いただけるのを楽しみに、作り続けます。


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