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2013年、最後の一日がやってきました。

今年も個展『ここから見える景色』を開催しました。2年連続のギャラリー犬養さんでの展示、そして10年振りに東京で個展を開催させていただきました。
ここ数年来の目標でもあった東京展の実現は本当にうれしいことでした。東京で開催できたからこそ見えてきたことも、たくさんありました。
ご縁あって札幌に来てから10年。こうして写真を続けられていること、そしてお仕事も増えてきたこと。僕の仕事はまさに”続けていくこと”であり、そして、ゆらがない軸を持ちつつ、より枝葉を拡げていくことなのではないかと、改めていま思っています。そのためにできることを模索した一年でもありました。
それだけに、10月から展示が始まっている『六花ファイル』に選んでいただけたのは、本当にうれしいことでした。これまでにもたくさんの作家さん、僕の好きな、そして敬愛する作家さんも収録されてきた六花ファイルに加えていただき、念願を実現することができました。本作で試みたスタイルが、自分にとってこれからの10年の起点になると、いま確信しています。

また、常設化された”500m美術館”の企画『SAPPORO ART MAP』も大きな経験となりました。小さな作品でしたが、この場所ならではのテーマをかたちにすることができました。やがてはもっと大きな作品を作って、僕の長年続けているテーマである”このまちをつなぐもの”をよりコンセプチュアルなかたちでお見せできればと思います。

13年間出展させていただいた『小樽・鉄路・写真展』が、会場再整備の都合により一旦幕を引くこととなったのは本当に残念でした。既に旧手宮線の遊歩道は開通し、草むした鉄路の面影は消えてしまいましたが、愛する小樽の街を撮り続けていくことはこれからも変わりません。自分にとって何ができるかをこれからも考え続けていきたいですし、同じく小樽を主な舞台としてきた『フィルム一本勝負』も、これからも皆さんと共に続けていきます。

また、僕のデザイン活動の屋号として“19761012”を掲げてから一年となりました。おかげさまでお仕事もひとつひとつ増えてまいりました。中でも札幌市と写真家の恊働による写真展『写真で綴る札幌 -子ども達の笑顔、昭和20〜30年頃と現在-』のDMと公式図録を制作させていただけたことは、本当に誇りです。写真で都市建設の歴史が記録されてきた世界にも希有な大都市・札幌の新たなる記録としてこれから未来に伝えられていくものを手がけさせていただいたことは、自分のこれからの仕事にも大きなヒントと勇気を与えていただきました。
また来年も、”つたえたい ひとのきもちを つたえたい”をコンセプトに、さらに良い仕事で皆さまにお応えしていきます(DM、名刺、小冊子、ポスターなどのデザイン、いつでもお待ちしております!)。

今年は秋からブログに「one scene」として、毎日一枚の写真をアップしてまいりました。
気楽に、でもその日その日、そこにしかない光景を、”タイムラインにあっという間に流れていかない形で”残すということには、意義があると信じます。来年も毎日23:55頃に覗いてみていただければうれしいです。

2014年、僕にとってはこれまで以上に勝負の一年になると思っています。
『六花ファイル』への入選が、間違いなくたくさんの皆さんに僕の作品と活動を知っていただけるきっかけになるはずですし、それを大きなチャンスに、そしてよりたくさんのきっかけをつかみ、いま目の前に広がる日々を記録し続けていきます。
(今年も明日・元日、0:00に僕のサイトからお知らせがあります。ぜひご覧いただければ幸いです!)

今年は幕張の『COUNTDOWN JAPAN』でもなく、旅先でもなく、本当に久々に札幌の街で新たな年を迎えます。
ちょっと前に見てきたPerfumeの大阪・東京でのライヴ、時代の最先端を行きつつも、変わらない”リアルに、目の前で伝えたい/この瞬間を共有したい”という気持ちの上に立ったすばらしいものでした。
音楽のみならず、今年もたくさんの創作活動に触れて、その”共有する”という想いを感じることができました。
来年、札幌では待望の国際芸術祭が開かれます。日本と世界からの作家さんがこの街からどんなインスピレーションを受け、ここにしかない表現を放つか、とても楽しみですし、僕も何らかの形で必ずや携わるつもりです。

いつもながら長い文章で今年を締めくくる大晦日。毎年年末にここに長文を書いて、自分の中でもひとつの締めくくりをしています。
今年もたくさんの皆さまにお世話になり、本当にありがとうございました。皆さまのおかげで、ひとつひとつの”ここから見える景色”は、カラフルなものになりました。また来年も、より広い景色を見つめていきます。

どうぞよいお年をお迎えください!


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