地下鉄新サイン試験設置、別バージョン発見

先日も書いた、札幌の地下鉄大通駅で試験中の新しいサイン(案内表示)。
白地と黒地の2種類で比較しているようですが、このたび黒地に新しいバージョンが登場していました。

ご覧のとおり、文字に白縁が付けられています。
遠近から見てみたのですが、これ、まず美しさに欠けます。Illustratorで文字に線を付け太らせました感がありあり。
そしてなにより、文字が文字として認識しづらいのです。特に遠くから。ゴチャつき感が否めない。
なお相変わらず、内側から照明は点されていないようです。点灯を想定しているかは不明ですが、いずれにしろこれはちょっと他に類例も見たことがない上に、ちょっとなんだかなぁ、というのが僕の考えです。

上の写真は比較のため、白縁ありとなしを並べてみたものです。
僕も指摘しているように、黒地に色文字の読み辛さを交通局やデザイナーさん側も認識してはいるのでしょう。
その一方で、路線名の文字はラインカラーで…という発想そのものから抜けられていない、とも取れます。

ネット上でも散見されるのですが、札幌の地下鉄とよく似たサイン計画を採用しているのが、大阪の地下鉄です。

黒地に色文字で路線名を書くというのも同じ、でした。
“でした”と過去形にしているのは、実は近年交換されたものにおいては路線名も白文字で記載しているからなのです。
やはり視認性の問題を受けての改良ではないでしょうか。基本的に書体は同じ大阪の企業であるモリサワによる”見出ゴMB31″と、欧文はHelvetica Boldであるにもかかわらず、見やすさは向上していると感じました。

戻って、札幌。
やはり、黒地に色文字は見づらいと感じざるを得ません。
先日のブログで視認性が良いと感じると書いた白地のものについても、路線名は黒文字表示にし、さらなるブラッシュアップを施して欲しいと感じます。
Twitterで既に公開しましたが、下記は僕の私案です。
もしかしたらこの案が準備されているのかもしれません(……だといいのですが)。

現在のところ、ここ大通駅の一部以外で試験が行われている様子は僕は掴んでいないのですが、視覚に障碍のある方も含め幅広い年齢層の視点からしっかりとした多角的検証を行い、一般利用者にもアンケートを取ったりして、真にわかりやすく統一の取れた新しいサインシステムを作ってもらいたいと思います。


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