個展 is ワンマンライヴ

個展も早いもので五日目となりました。
今日はゴールデンウィークの最終日。でも、天気にはなかなか恵まれない一日でした。
しかし、こうして足を運んでいただけることを、何よりもありがたく感じています。今日もありがとうございました。

今日は長く僕の写真を見てくださっている方がたくさん来てくださいました。
その中でも「迷いが消えて突き抜けた感じがする…」と言ってくださった方がいて、それはとてもうれしいことでした。

こう言うのもちょっと恥ずかしながら、僕の中で創作活動を通じて”焦燥感”と”突き抜けなさ”というのはどこかでずっとついて回っていることなのですが、でも今回の個展はその二つがすっと抜けたような感があるのは事実です。
こう見せたいと思ったものをその通りにかたちにできているという感覚は、今回ここ最近の展示の中でも特に実感しています。日常というとりとめのない、だからこそ終わらないテーマ。僕の一番自分にフィットした切り取り方で、しっかり足元を見つつ、今とその先を感じられるものにしたい…そんな思いで取り組んでいます。

もうひとつうれしいことは、10年来の友人・茅ヶ崎のくぼたひろと君が来てくれました。
11年前の僕の初めての個展を見てくれて以来、ずっと応援してくれているくぼちゃんが、久方ぶりに札幌に飛んできてくれました。距離も時間も越えて、じかに会える、作品を見てもらえることほどうれしいことはありません。
彼が僕の個展を”ライヴ”に例えてくれました。演者との距離が近くて、息づかいが聴こえる。その空間と時間を共有する…。
僕もライヴが大好きです。音楽だけでなく、例えばライヴドローイングとかも。絵は目の前で描けても、写真はなかなかそうは行かないわけで。なので、どうにかしてライヴ感を展示に取り入れられないだろうか…という気持ちをずっと持ち続けています。
でも今日改めて思ったのは、こうしてひとつの空間をとことん作り込む個展を開くことそのものが、まさにライヴなのではないかと。これが写真を撮り、見せる僕のワンマンライヴです。来てくださる皆さまはオーディエンス。見る人の心をどこかで揺さぶるものをこの空間に持ち込みたい、そのために長い撮影と制作の期間がある…ますます音楽のライヴと同じだと思えてきます。

個展は明日で六日目。当初最終日だったこの日が、おかげさまで延長になったことで折り返し地点となります。
明日もライヴのような個展の空間で、愛しき日常を感じていただければ幸いです。


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