『Perfume LIVE@TOKYO DOME 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11』ウリュウ的ライヴレポート【前編】

お待たせしました!(待っていてくださった方がどれだけいらっしゃるかはわかりませんが…w)
行ってまいりました、Perfumeの東京ドームライヴ『1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11』!
11月3日(水・文化の日)から2週間経ってしまいましたが、その時の熱量を書き留めておきたいということで、脳内だだ漏れ状態でこの前後編併せて1万字(!!)のレポートを書きました。
セットリストは当日書き留めたものを公式に発表されたものと照らし合わせて(ちなみにちゃんと合ってましたw)、あとは記憶をたどって書いています。なので、あくまでもウリュウ的レポートということでお楽しみいただければと思います。

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2010年11月3日、17時。定刻と共に沸き上がる、満場のハンドクラップ。
この瞬間が大好きだ。こういうのが起こるライヴは、絶対にいいライヴになるという確信がある。5万人のオーディエンスがひとり残らず”主人公”になっていくこの数分間。10分程経っただろうか、諸注意を告げるアナウンスが聴こえた瞬間、それはどよめきに変わる。そして客電が落ちる。目の前に広がる、純白の十字のアプローチ。その交差点にそびえるセンターステージには、「0」という数字が描かれている、これまた純白のベールが。3人はどこから現れるのか。

【M.00】GISHIKI
3人は、その十字の先端3ヶ所からせりあがって現れた。純白の、まるでウエディングドレスのような、いつものソリッドさとか、美しいボディラインとかを覆い尽くした姿。「2010年11月3日 11年目に向けて、3人で 夢の舞台へ…」という自らの声、そして「1、2、3…」のカウントアップに導かれ、3人はセンターステージへと一歩一歩歩みを進める。同じく純白の布で覆われたセンターステージに消える3人。10歳のある日、偶然にして出会った3人の出会いの必然。そして、青春のすべてを”Perfumeすること”に捧げて来た3人の姿がここに凝縮されている。ライヴ後に0番目のセットとして発表されたこのアクトが”GISHIKI”と銘打たれていたことに、なるほどと深くうなずいた。

【M.01】シークレットシークレット
機械仕掛けの人形たちのようなシルエットに、あのイントロ。
記念すべき10周年の祝祭がこの曲で幕を開けるとは、その時は意外な思いがした。しかし、それはセンターステージの純白の布が取り除かれた瞬間に「これしかない」という気持ちに変わる。
黒地にたくさんの蛍光色のラインがちりばめられた、『TRON』のような衣装に身を包んだ3人が現れる。3人の”普通の女の子”が”Perfume”に変身した、まさにそんな姿。機械のように緻密に動きながらも、そこにしなやかさ、そしてどことなく儚さすらも感じる。間奏でブラックライトが当たり、衣装が発光する。その美しさに眼を奪われる。

【M.02】不自然なガール
10周年、”攻め”のシングル第一弾。このために発表された深紅のコスチュームをまとうイメージビジュアルに、久々に近未来的なフォルムを感じてドキドキしたのは僕だけではなかったはずだ。
PVでは初めてバックダンサーを従えてのパフォーマンスをしたが、その後のテレビやライヴ、フェス、もちろんここでもそれはない。やはり3人だけでこの大ステージを掌握したいという気持ちがあったのだと思う。

【M.03】GAME
ここで来るか!まさに「ライヴでしか見られないPerfume」の代表格。十字のアプローチをランウェイのように使い、そしてもちろんライトセイバーを振り上げる。頭上のビジョンには8Bit風に作られた映像。歌詞も端的な言葉だけが並べられ、そしてこのダンス。アルバム『GAME』の衣装で踊る姿が最も似合う曲だとは思うが(僕はGAMEツアーには生で参加していないのでDVDと友人の渾身のコスプレで追体験している)、今日の衣装もひたすらにかっこいい。いや、むしろこの衣装だからこそよりソリッドな表情が現れているように僕は感じた。

【M.04】ワンルーム・ディスコ
5万人の右人差し指が、天井目がけて伸びる。
「東京ドーーーム!!!」!…あ~ちゃんがそれまでの”何か”を解き放つかのように叫んだ。踊れ~!こんなにも早く、東京ドームが巨大なライヴハウスとしての熱を帯びるとは。Perfumeのライヴの最初のパートは”クール&ホット”だといつも思う。どんな空間であっても、一気にオーディエンスを巻き込み、”ホーム”に変えてしまうのだ。

《MC.01》
この瞬間を待っていました(やりたかったことその1!)。3人(+5万人)あわせて、「Perfumeです!!!」!満場のみんなが、確実にPerfumeの一員になった瞬間。いつもと同じく、そしてどんな舞台でも忘れずに、ここに立てていることの幸せを感謝に変えて深々と頭を垂れる3人と、暖かい拍手で応えるオーディエンス。その景色のなんと美しいことだろうか。
恒例(!?)、各メンバーのひとりしゃべり。トップバッターはのっち!
第一声「すっげ!ドーム、すっげ!…みんなどうよ最近?」…そのポテンシャル半端ないな、のっち!(笑) でも、想いがストレートに出るそこがのっちらしさ。「ドームの真ん中で飲む水は格別ですわ!」という、限られた人しか体験できないことをもこんなにストレートに表現してしまう。それが、いい!
そこからはおなじみのお客さんいじりタイム!四方に伸びたランウェイを歩きつつ、目についたお客さんをどんどんいじり、最後は「Perfumeです!」ポーズを一緒にキメる。そう、もうここに集う5万人みんながPerfumeなのだ。そういう気持ちを、多くのファンは持っている。サッカーで言う12番目のプレイヤーのような。お互いがその想いを共有している、だからこそのこの空気感。
そしてアリーナから2階の奥までをさらに一体化すべく、場内を3つに分けてのコール&レスポンス。そこであ~ちゃん、なんと3組を”にんじん””たまねぎ””じゃがいも”に分けた!「みんなカレー好きじゃろ?」というPerfumeファンにはおなじみ(!?)の(中でものっちファンにはニヤニヤものの)グループ分け、しかも全員一緒のコールは「お~肉ぅ」!! 東京ドームを巨大なカレーディッシュにしてしまったのだった。終演後周辺のレストランやカレー屋さんはカレーを頼む人で大にぎわいだったとか…(笑)。
30分に及ぼうかとするMC。これがあってこその、Perfumeである。そろそろということで、「ラブいナンバーを集めてみました!」というあ~ちゃんの紹介で、正面のランウェイに集った3人が歌い始めるのは…。

【M.05】ナチュラルに恋して
本人も出演したファッションブランド「NATURAL BEAUTY BASIC」のCMソングとして歌われたこのナンバー。まさに等身大の女の子のウキウキした気持ちに寄り添いながらも、ところどころにクールでエッジの立った仕掛けが垣間見える。100m近いランウェイを、それこそファッションショーのように歩きながら舞う。僕らの間近まで来たこともあって、そのかわいらしいパフォーマンスもより感じることができた。

【M.06】love the world
ラブいといえばこれも外せない。『GAME』後にこんなにラブい曲が出てきた当時はちょっとびっくりしたけれど、それも3人らしさ。なによりシングルとして初のオリコン週間1位獲得曲なのだ。音の起承転結も素敵だし、ダンスにもふんだんにかわいらしさが取り入れられている。聴く度に、そしてふと何かのきっかけで聴くときにグッと来るナンバー。

【M.07】I still love U
昨年のアルバム『トライアングル』からのナンバーにして、すっかりライヴ映えする定番に育った一曲。よく見ていると、センターステージで4方向に向けてフォーメーションを変えている。
僕の席は、一塁側のダッグアウト真上。スタンドとしては最前方だが、それでもセンターまでは100mはある。だが、センターステージ真上にある4方向に向いたLEDビジョン共々、その距離を感じさせないパフォーマンスにますます熱が上がっていく。もちろん、あ~ちゃんのウインクのせいというのもあるが。

【M.08】575
イントロが聴こえた瞬間、胸の高鳴りを感じた。パフォーマンス初お披露目のナンバー!
『VOICE』のカップリング。確か「ミュージックステーション」で一度歌われる予定でセットリストにも載ったはずだったがいつしか消えたのであった。果たしてどこかで見られるのか、ダンスが付くのか。それをずっと密かに期待していた。
ウエディングケーキのように二重にせり上がり回転するステージに立ち、あるいは腰掛け、いっさいのダンスもなく、白いマイクに向かい、まっすぐに前を見て、想いを込めながら歌う姿。
この曲は、伝えたい想いがある人にとって心の奥にすっと染み込む。距離や時間を越えて、つながりたい、会いたい人がいるすべての人に響くはずだ。3人の歌う姿に、その想いがかたちになったような気がした。

「キミの名が あたまの中から 離れない」
「ホントだよ! ふざけてないって 会いたいの」
「届かない 距離だからこそ 届けたい」

……アウトロと共に、携帯でメールを打つかの如く画面に映し出された言葉。
きっと誰しもが、心の中にしまっている想い。それを僕も誰かに伝えたくなった。

3人が一旦センターステージの下に消えてゆく。
エレクトロサウンドと無数の閃光、そしてVJとともに、インターバルに突入した。

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・・・というわけで、ライヴ前半とともに、ウリュウ的ライブレポート前編もここまで。
後半はさらにヒートアップ。まさか見られるとは思っていなかったあのパフォーマンスにこのセット、そしてこれまた予想外(!?)のエンディングまで……。後編に続く!


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