本当に短い時間でしたが、僕が札幌に来た年以来7年ぶりに、写真の町・東川町のフォトフェスタに行ってきました。
正味、見て回れたのは3時間。駆け足になってしまいました。
それでも、文化ギャラリー(3月に森山大道さんの個展を見に行ったところです)前庭でのストリートフォトギャラリーや、そのギャラリー内でのインディペンデンス展(つい今でも”アンデパンダン展”と呼んでしまう…)と東川賞受賞者展、去年僕も作品を出させていただいた道草館(道の駅)でのMyカメラアングル展を、隅々まで見ることができました。
人と人とのつながりが大きな目的のひとつでもある東川の写真関連行事でありながら、正直時間を捻り出せず、今回はほとんど作家さんにお会いすることはできませんでした。
僕の中で少し考え方に違いがあるのもそのせいかも知れませんが、それでもここに集まる作品も作家さんも、レベルの高い、また作家性を打ち立てている方々ばかり。現状の自分にとっては、やはり門外漢なのかなと思ってしまう割合が強いのかも知れませんが、それでも、現在の北海道で唯一と言っていい、道外、世界につながる写真のムーブメントであることは事実であり、ほんの少しでもその現場で写真に触れられたことには意義があったと思っています。
ストリートフォトギャラリーでは、久々に道内学生の作品をたくさん見ることができました。もちろん、お世話になっている作家さんの作品もたくさんありました。
札幌市写真ライブラリーの閉館後、”ここに行けば学生・若手の写真に常に触れられる”という場がなくなり、あるいは分散してしまっていることは本当に残念でなりません。それだけに、場を求め、そしてよりクオリティの高い作品を世に問おうとする作家さんのその意気込みに、僕も大いに刺激を受けました。
やはり、自らの視点を世に問い続けていこう。どんな立場にあっても。
尊敬する写真家植田正治さんの言葉ですが、いつも心に、「写真すること」を。
短いながらも濃い時間の中で、改めて思ったことでした。
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今月後半、小樽で2つのグループ展があります。
どちらも、本当に意義のある場所、企画の中に参加させていただきます。ぜひ足をお運びください。
●写真展『フィルムの街 小樽−フィルム一本勝負−』
8月20日(金)〜22日(日) 9:00〜18:00
小樽・運河プラザ(小樽市色内2-1-20 運河通・中央通角)
…3年目を迎える「フィルム一本勝負」の展覧会。今年は”イッポンズ”の聖地、小樽で初めての開催です。
フォトジェニックな街・小樽。その隅々を歩き、一本のフィルムに想いを込めて撮る。
歩くからこそ見えてくる、この街の素顔。フィルムだからこそ撮れる、この街の空気感。
フィルムが好き、小樽が好きな7人の写真展を、ぜひお楽しみください。
また本展は、同会場内で開催中の森山大道さんの個展「北海道−第2章/展開」の最終3日間と同時の開催というたいへん名誉な舞台をいただいています。
僕自身、とても身の引き締まる思いです。いい展示にします。
●2010 小樽・鉄路・写真展
8月30日(月)〜9月12日(日)17:00 24時間屋外展示 夜間照明点灯
小樽・旧国鉄手宮線跡地(小樽市色内2-10付近 マリンホール裏手)
…11年目を迎えた、北海道最古、日本で三番目に古い鉄道の廃線跡を舞台とした野外写真展。僕はここに第2回以来連続出展を続けて来ました。今年で10年目の参加となります。
自分にとって、写真活動の原点となったのがこの鉄路展。
ここでたくさんの写真を展示し、そして見させていただいて来ました。ここから感じ、学んだ”見る・見せるということ”を改めて見つめ直し、今年も作品を持ってこの鉄路に帰りたいと思っています。
ぜひ、足をお運びください。
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