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フィルム一本勝負#28@小樽・高島

やってきました、毎度おなじみ流浪の撮影会『フィルム一本勝負』
数えて第28回の今回。小樽の数々の街を撮り歩いてきたイッポンズがなんと初めて撮るのは、高島。
小樽の中心部から海沿いに北へ約3kmほど、漁港を中心に谷沿いに伸びる街。
小樽のお魚の多くはここと、山を挟んだ隣の祝津(水族館のある街)で上がるのです。

6月だというのに真夏のような日差しの土曜日。
今回はainosatoさんariariさんhirosさんベニさんbonoさん本部長さん・僕の7人。
レンズ・カメラの縛りもなしでの勝負となりました。

では、僕セレクトの17枚、お楽しみください!


▲ではまず恒例のインデックス
僕も高島は何度も来ているけど、港以外を撮るのは初めて。
だから、いつも以上に新鮮な気持ちで撮れました。

*写真をクリックすると、拡大してご覧いただけます。
写真内の左右の矢印をクリックすると、前後に移動できます。
(左…ひとつ手前の写真へ 右…ひとつ先の写真へ)


▲【00A】
まずはお約束となりつつある(!?)バス停。
高島3丁目は、市内を縦貫する3系統の終点。12分ごとにバスがここで折り返していきます。


▲【05A】
高島漁港は、バス停のすぐ先。
もう漁から帰って来たらしく、ロープを片付ける作業をしていました。
静かな入江にある高島の港。深く澄んだ水。うまいお魚が上がりそう。


▲【06A】
漁港に行くとやっぱりこういうのが撮りたくなる。漁網を干す姿。
潮の匂いが染み付いた…その匂いまで見えるような光景。


▲【07A】*本部長さん/選
冷凍工場。シャッターが上がって、掃除の水がちょうど流れ始めた。
この炎天下。焼けた地面に染み渡っていくみたいだ。


▲【08A】
その工場の裏手。旧道はこの先行き止まりだから、本当に静かな浜辺。
ここでは泳げないけど、この澄んだ海には思わず飛び込みたくなる。


▲【13A】
積まれた魚箱、全部に「トンビ小」の文字。なになに?なんじゃこりゃ?


▲【15A】*ainosatoさん・ベニさん/選 *ウリュウ自選
漁港に背を向け、商店街を抜けるとそこは急坂。
小樽の他の街に負けず劣らず、まっすぐに伸びている。
まっすぐ。線。影。これを撮らずにいられるか。


▲【18A】
坂を登って振り返れば、景色のご褒美。
小樽の坂の上から見える海はどこも好き。茫々と広がる海もまた、この街の一部なのだ。


▲【21A】
その山のてっぺんから再び街に降りる。
まるで絵に描いたようなS字カーブ。


▲【22A】
注意のしどころはどこ?
この縛り具合と矢印の向き具合が実にいい。


▲【23A】*hirosさん/選
港町らしく、長靴を干してある姿にたくさん会った。
僕が撮ったのはこの一枚。
長靴じゃないけど、この居住まいが妙にそこに似合っていた。


▲【24A】
高島のシンボルのひとつ、旧町役場。今は診療所として使われている。
街の中に建っているので広角でないと全体像を撮れない。今日は50mm。
……と、角にありましたよカーブミラー!これまた僕のお約束ショットであります。


▲【25A】*ariariさん/選
これが実は僕の「次選」。
お寺さんの駐車場らしく(?)律儀なライン引きである。
だけど少し真ん中のずれた線が俗世っぽかったりする(無理矢理か……)。
この写真、崖の上を入れたところが良い!との皆さんからのお言葉でした。


▲【31A】
暑いとはいえ、港から吹いてくる風が気持ちいい。
タバコ屋さんの日よけに、高島の街に吹く風が透けて見える。


▲【32A】
これはよく出来た風見鶏……いや、風見船。
造船所の事務所に付いていた。さすが!


▲【34A】
高島にはもうひとつ埠頭がある。機船漁協の大型船は、隣の埠頭に並んでいる。
2隻の船が、相次いで出港していく。
航跡を追って海鳥が飛んでいく。その行く手には海霧が立ちこめている。
僕はまだ見たことないけど、この港には「高島おばけ」という蜃気楼も現れるのだ。


▲【35A】
埠頭の先端に立つと、海鳥の声で波の音、風の音までかき消されそうだ。
目の前には青空だけ。今年も、夏が始まる。

……高島は、まさに”歩き切れる”サイズの街。港のイメージが強いけど、海を離れると一気に山の中になるという「ザ・小樽」な雰囲気がこの街にもありました。
そして、今日のようなカラッと晴れた空がとても似合っていた。
小樽の海辺って、低くたれ込めた雲のイメージが僕の中にはあるのです(あくまでも僕の中でですが)。銭函なんてまさにそんなイメージで。でも高島にはもとからこんな空のイメージがあったので、まさにその通りの天気の中撮れたことが楽しかった。
そしてここの隣の祝津は夕暮れ時が好きなんです。高島ほど山が迫ってなく、港も空も広い。夕暮れ時、誰もいなくなった水族館の駐車場が好きで何度もそこで撮っています。いずれ一本勝負で撮ってみたいなぁ。

というわけで、イッポンズ初・高島でした!


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Comments:8

いしのまきまき♪ 10-06-14 (月) 2:29

ご無沙汰しておりました
m(_ _)m

いいですね!フィルム一本勝負♪

13Aに付箋つけていきます♪

「とんび」はイカやタコの口を言いまして、なかなかの美味ですよん

Yuuki URYU 10-06-14 (月) 2:52

>まきまきさん
ご無沙汰しておりました!
このコメント、新ブログの第一号コメントです!ありがとうございます〜!
一本勝負も今年はコンスタントに月イチペースになり、ますます楽しく奥深く楽しんでいます。
またお会いできるのを楽しみにしています!

というわけで、初・高島でした。「トンビ」に付箋、ありがとうございます!
僕も今調べてみました。コリコリしてて、焼いたり塩辛になったりするんですね。初耳でした!
あの商船が入る港の他にもこうしていくつもの小さな漁港がある、小樽ってそう言う意味でも”港町”なんですよね。

本部長 10-06-15 (火) 7:01

お疲れさまでした!
ウリュウさんの道路にはいつも勉強させていただいております^^
【15A】はもちろんのこと【21A】の造形力も好きです。
でも【15A】の筋の通った影の存在感が圧巻ですね☆
【06A】や【32A】も好きですね◎
そして【24A】のカーブミラーはやられました!
ちなみに診療所の太郎先生、去年(一昨年?)お亡くなりになった時、
高島の全町民が弔問に訪れたといっていいくらいの“町民葬”だったそうです。
小さい時、太郎先生に診てもらったとか、お産で取り上げてもらったとか、
そういう話を皆、異口同音に語っておりましたよ。

Yuuki URYU 10-06-15 (火) 9:34

>本部長さん
おはようございます!暑い中お疲れさまでした!
なんかすっかり”道路撮りのウリュウ”になっておりますです(笑)
【18A】も含めてあの坂では3枚も撮ってしまいましたが、小樽の坂はどこも違う表情を持っていて、撮り甲斐があります。
【06A】や【32A】は実に本部長さんらしいセレクトですね!

診療所の先代の先生、亡くなられていたのですね。
お医者さんはその町の生き字引と言っていい存在ですし、またその町のコミュニティセンターでもあるんだなって、そのエピソードを聞くと感じます。
小樽の古建築でもひと味違った名作ですよね。

hiros 10-06-15 (火) 21:28

高島、楽しかったですね、お天気も良くて。ちょっと暑かったですけど。

付箋以外では、【00A】【21A】が好きです。
【31A】のバス、ボク乗ってませんでした?(笑)

青い海と青い空。ウリュウスタイルでさらに気持ち良さアップですね♪

ariari 10-06-15 (火) 22:42

どこでもスタイルを貫いてさすが、です。
S字カーブも好きだし、診療所カーブミラーも。
旅なんですよ、ここも。
そんな想いがどのカットにも現れてます。
トンビ、北海道、とりわけ小樽ではタコの頭全体を云うこともあるみたい。
口だけだと思っていたんですけど…(トンビの珍味って八戸にもありました)

Yuuki URYU 10-06-16 (水) 2:18

>hirosさん
あの暑さの中でも、一本勝負だと歩けちゃうんですよね。宴会が楽しみで!(それ違うか…笑) お疲れさまでした!
【00A】はすっかり僕の定番となってまいりました(笑)が、やはり街のひとつのシンボルというか記号として外せないなぁ、と。【21A】は僕も出会った瞬間にこれは撮りたいと感じた、今回最大のサプライズでした。
あのバス、通過するのをずっと狙っていたので全く気づきませんでした…(^ ^; あんなに早く撮了されてたんですね。
本当に夏らしさ満喫の撮影行でした!

Yuuki URYU 10-06-16 (水) 2:26

>ariariさん
お疲れさまでした!
さっきまで港にいたのに、今は鬱蒼とした森の中を歩いている。それが高島の不思議な距離感ですよね。
高島はまさに”旅”を感じる街でありました。海からすぐに谷合に入る街は小樽でもそうそうないので(街中ではそれなりに平地を経て山や谷ですから…)、パッと見小樽っぽくないようで実は小樽的な光景がそこここにあるように感じました。出発前には港の写真、もっと撮るかと思ったんですが、意外にも惹かれたのはその谷合の街でした。

こちらで言うトンビって、タコの頭そのものなんですか!ますます気になって来ました。さすがに魚真さんにはないですよねぇ…(!?)

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