重なる「きょう」を、これからも −御礼・『Today』閉幕−

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僕・ウリュウ ユウキの今年初の個展『Today』は、4月26日(日)をもちまして15日間の会期を無事、そして、本当にたくさんの皆さまのご来場をいただいて、終了することができました。

会期中足をお運びくださいました皆さま、会場でお会いできなかったものの応援してくださった皆さま、一坪から広がる無限の空間・gallery new starの大家さんであるkamiyaとHanareの皆さまに、心からお礼申し上げます。
ありがとうございました。

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今回はほぼ一年ぶりの個展でした。
この一年、たくさんのグループ展や場所での展示をさせていただき、多くの刺激を受けた日々。
その『日々』に改めて眼を向け、いま僕の目の前にある光景のそこにある理由を思いながら撮り続け、そして、シャッターを切った瞬間から「きのう」「おととい」になっていくその光景を「きょう」につないでいく日々を経てかたちにした24枚の写真。
被写体に近づき、遠ざかり、撮る。先日も書いたように今回は多くを50mmないし35mmのレンズで撮りましたが、写真を始めた頃基本として教えられたそれらのレンズは僕たちが世界を観るときに集中して見えている画角に近い見え方をします。
なにげなさとさりげなさの中にある”なにげ”と”さりげ”を、僕の眼に近いレンズで撮りました。見てくださるあなたの眼もまた、僕の眼に重ねていただけたことと思います。

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『Today』の15日間も、作品を搬出したいま、過去のものになりました。
でも、この日々もまた、明日から重ねていく「きょう」に、間違いなくつながり続けていきます。
これからも僕は、重なる日々をたいせつに、写真にし続けていきたいと思います。

また、お会いしましょう。

●僕のサイトの[exhibitions]内に展示の光景をUPしました!ぜひご覧ください。


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8 Responses

  1. ベニ より:

    二週間、個展お疲れ様でした!
    風邪とかひいちゃってなかなか行けなかったのですが、
    雪降る前に行けて良かったです。
    最終日寒くて風邪ひきませんでしたか?
    私の菌がうつってないことを祈ります〜
    今までのウリュウさんの作品とはまた違った雰囲気を感じられた個展で、
    50mmの描写で物や空間がグッと前に出て、より一層近くで質感を感じ、
    いつものクールな部分プラス、身近さを感じました。
    白いかしゆかドアを開けると石壁で、
    ギャラリーの雰囲気も作品に合っていて、なんともステキな個展でした!
    まだいっぱい話したり踊ったり(笑)したかったけど時間なくて残念ー。
    次回も楽しみにしてます。ステキな時間をありがとうございました☆

  2. ariari より:

    お疲れさまでした。今回は何かとドタバタで最終日しか行けずゆっくりできませんでした。
    本来ならば自分のブログでも宣伝せねばならんかったのに、自分のブログさえ更新できない日々のため申し訳なく。
    あらためて標準域に近いレンズは「やっぱりいいぞ」と思わせてくれました。
    誰かがきっとすでに見たものかもしれない。「この景色なんて、すでに誰かが撮っているんじゃないか」という森山大道さんの言葉、その通りでした。
    だからこそ、自分の目で見たものが大事。
    光景を写真にすること。日々是精進なり。私も頑張ります。

  3. hirofumi より:

    お疲れさまでした。
    25日の午前に訪れた者です。
    おおよそ、個展とは関係のない話をしてしまいましたが(^^;
    やはり、モノクロフィルムの黒には、
    心を打ち付ける何かがあることを深く感じました。
    脈々と受け継がれてきたシンプルな世界だからこその形式美があるように思います。
    ギャラリーも大変素敵な空間でした。
    シャンプーの音が聞こえてくるギャラリーは、世界中探してもここだけでしょう(笑)
    次回の個展も楽しみにしています!

  4. 爺さん より:

    こんにちは、初めて書き込み致します六十過ぎの爺です。
    豊平橋停留所と言う言葉につられて御伺いしました。
    高校まで札幌に在住していた者で、尚かつ豊平に住み豊平橋の側に居ました。
    五歳の頃からカメラを持ち高校で写真部に所属して高文連や学生写真連盟と言われた場所で写真発表をしていました。
    写真を職業にと希望を持ち就職、そして業務としての写真に絶望して会社員にんなり今は趣味として写真をしている者です。
    好きな写真を職業としていられる方がとっても羨ましいです。
    札幌の何気ない写真を是非、撮り続けて下さい。
    いつか個展を見に行ける事を楽しみにしています。

  5. sorami より:

    >ベニさん
    ご来場ありがとうございました!
    最終日はもうあんな感じでわやでしたけど、コート姿で行ったのと電気ストーブも用意していただいたので、大丈夫でした。たぶん風邪はもらってないと思いますよ〜。
    初めて持ったカメラのレンズと同じ50mmを中心に撮ることで、とても自分自身しっくり来るというか、納得のいくものが作れたと思っています。やはり原点って大事だなと、そして、そこから新しい世界の見方を見つけていくんだと感じました。
    白いドア……白いからかしゆかドア!?(笑)
    またぜひ話して踊りましょう!www

  6. sorami より:

    >ariariさん
    お忙しい中、しかもあの最終日の寒さの中をありがとうございました。
    森山さんの言葉は、旅して街を歩いて撮り続けている私たちにとって含蓄に富み、示唆深いものがあります。
    誰かが、いや誰もが見ているはずの光景です。それを、カメラを持つ人はどう撮るのか、撮るべきか。それをどう見るか、見せるか。いつまでも変わらない、あるべき姿です。
    50mmのレンズ越しに見える世界の、少しの緊張感と大きな愛しさをも、改めて感じました。
    もっともっと、撮りたいものがあります。撮り続けましょう!

  7. sorami より:

    >hirofumiさん
    いゃぁ、盛り上がっちゃいましたねいろいろと(笑)。
    白と黒と、その間にある無限のグラデーション。
    でも、その白も黒もひとつじゃないわけでして。
    あまりにも見えすぎてしまう色や情報の多い中で、それらをからだに浴びながら、あえて色を削いだり視点を変えてかたちにすることって、とても刺激的です。
    この空間の、また魅力的なこと。唯一無二の空間です。
    最近行ったのですが、円山の美容室の地下のピットみたいな空間にもギャラリーがありました。ここにもびっくりです。
    空間からインスパイアされ、その空間を作り込むこともまた個展の醍醐味です。またここでやりたいです。
    次回も、ぜひお目にかかりましょう!

  8. sorami より:

    >爺さん
    はじめまして、ようこそお越しくださいました。
    このブログのタイトルどおり、だいたいそのあたりに住まいしながら写真活動を続けております。
    大ベテランさんからのコメント、うれしく頂戴いたしました。
    豊平橋のお近くということは……、先日僕も書きましたが、あの解体されてしまった軟石の建物ももちろんご存じと思います。
    高文連、学生写真連盟と活動されたのですね。僕は大学生の写真部の方々とのおつきあいが多いのですが、今の学生も横のつながりを作って精力的にやっています。僕の願いは、社会に出てからも、どこかで写真とのつながりを持ち続けていて欲しい、ということです。それを職業にされてもそうでなくても、自分を存分に表現できる手段を持っていることが、どれだけ毎日を楽しくさせてくれることでしょう。
    これからも、撮り続け、積極的な活動を続けてまいります。展示の折には、ぜひ足をお運びください!

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