『旅をするフィルム』を36倍(!?)深く観る方法

いよいよ後半に入りました、我が個展『旅をするフィルム』
これからおいでになられる方に、作者おすすめの”ベストポジション”をお教えしましょう。
当然のことながら、作品を観るスタイルや順番は、見てくださるあなたにすべて委ねています(作品に順番・順路は設けていませんし、キャプション類も付けていません)。
でも、僕が配置や構成を考え、実際に展示した中で、ここに立つと75点に及ぶ作品の中のコアなところが見えてきます。よろしければ、ぜひお試しあれ。

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(1)中央にあるスツール(いす)・もっとも入口側に座って、奥側を向く。
……耐震のためどうしても必要な柱が2本ギャラリー内にあります。その間にあるこのあたりからは、空間の全体像を感じられるはず。

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(2)奥の柱の裏側。柱を背につきあたりの作品群を観る。
……実はここに座り込んで、20分くらい作品をずっと見ていてくれた方がいました。なんだか、すごくうれしかった。つきあたりの作品群は、よーく観るとところどころがつながってきます。

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(3)プロジェクターの入口側そば
……ここでもじっくりと半切の作品とプロジェクター越しのスライドショーを見て下さる方が多いです。ギャラリーから出っ張ったこの空間は窓の外からも見られるのですが、それもまたおすすめです。

そして、ご来場になられたらよく耳も澄ましてみてください。音楽と音楽の間には……。

どうぞ、全身で「旅」を感じにおいでください。
個展、あと2日です。


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3 Responses

  1. 「旅をするフィルム−LIKE A ROAD MOVIE−」ウリュウユウキ写真展 (11月21日まで)

     
     このブログをお読みのかたにはおなじみでしょうけど、ウリュウさんは札幌在住のフォトグラファー。モノクロフィルムにこだわり、この数年はとても精力的に制作、発表(個展、グループ展)をしています。
     今回は、ウリュウさんの個展歴でも、最大規模のもの。一部、こ…

  2. 最高の個展でした。
    どうもありがとう!
    紹介が遅くなってすいません。
    じぶんも旅をしているような気分になり、
    かつての旅の記憶を激しく静かに喚起され、
    そして、旅にまた出たくなる…。
    もうひとつ。
    「量」はけっこう大事だと思いました。
    たくさんあると見えてくるものってあるような気がします。
    2度見たかいがありました。

  3. >ヤナイさん
    2度足をお運びくださり、そして長文のレビューを書いてくださり、本当にありがとうございました!
    旅の記憶……、遠くであれ近くであれ、誰もが持っているものであり、そしていまも、僕たちは旅人なんですよね。
    旅、そして写真との出会いは僕に生きていく意味を常に与え続けてくれていますし、その流れが過去から今へ、未来へとつながっていく。
    僕の写真からその3つをを感じ取っていただけたこと、とてもうれしく、誇りに思います。
    これからも、カメラとフィルムとともに、旅を続けていきます。
    またどこかで、旅の報告をしたいと思います。

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