友、今年も遠方の空の下より来る。

182ee9cf.jpg本日も18時ころに会場へ。
一年に渡るお仕事先の上海から一時帰国中の写真家・小牧さんと、あとからkenkさんがやってきた。
どちらもポートレートの名手。小牧さんは今日、僕もお手伝いしている写真展情報のメルマガ&Webサイト『さっぽろ Photo Friends』の宣伝フライヤー用の写真を撮ってきたし、kenkさんは……彼のblogを見ればよーくわかります(笑)。

僕の今回の個展の作品は、3人の友人にモデルをお願いして作った。個展のかたちで人を撮った作品をお見せするのは、これが初めて。
いゃぁ、楽しさと難しさが一緒になってるんですよ、これが。
改めてそのあたりのお話はするとして、グッと被写体に迫る切り取り方をするkenkさんが、僕の作品を見てくださるなり「こういう人の撮り方、やってみたい」と言うではないか。ちょっとびっくり。
この方、かつて学生時代に撮った石狩の海岸のモノクロの作品や、今日持ってきていたほぼ3年前の作品(和室の居間に並んだものや北海道の田園風景がちりばめられた作品)など、もの静かな光景を切り取らせたら逸品なのだ。背景のほとんどない”どアップ”なものだけではなく距離感を作って、被写体の置かれた立場をも撮ってみたい、と。
僕は人の撮り方をもっと広げてみたいんだけどな(笑)。お互い、持ってるものと欲しいものって、あるんだよね。

そのあとは今夜もシラちゃんとそのお仲間が登場したりしつつ待っていると、やってきました、茅ヶ崎のくぼちゃん
今朝新幹線で東京を発って、八戸〜函館〜札幌と陸路鉄路を来てくれた。会うのは去年の大晦日以来、来札はちょうど一年ぶりだ。わざわざ時間を作って見に来てくれたのである。
個展を見てもらうのは、僕がこっちに来てからは初めてのこと。隅々まで作品を見てくれて、スペシャルメニューの筑前煮にも舌鼓を打ってくれて。

『いろんな人に囲まれて、そしてこの個展に並んだ写真を見て、もう”その先へ”の一歩を歩いているよね』と言ってくれた。
初めて顔を合わせたのは、僕の初めての個展のとき。お互いが何かをやるときには、どこかで必ずクロスしてきた。去年彼が生涯の伴侶を得た時には、僭越ながらカメラマンの大役をさせてもらった。こうして今日、確かに遠くから見にきてくれたんだけど、距離というものを感じることがこれっぽっちもなく、メシを喰って、ビールを飲んで、一緒にいい時間を過ごした。スタッフの二人が僕たちを微笑ましく見ていたのが、またうれしかった。

明日は一年ぶりの「二両編成」で市内を運転いたします。
友、今年も遠方の空の下より来る。また楽しからずや。


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2 Responses

  1. kenk より:

    今日は作品解説ありがとね。
    すごくよかったよー
    あの街に立ち尽くすの。
    ガラスに映るモデルと実物モデルの。
    エスカレーター振り向きの。
    なんというか、女の子として、というより人として向かいあってるなー、と。
    しかも、女の子の撮影って、そのコの魅力をいかに最大限に写しこむかってことばかり考えて、
    自分の写真やることは脇においておきがちだけど、
    ウリュウさんは女の子を撮りながらも自分の写真のことやってるなーと恐れ入りました。
    おれもモデルがそこにいるんだ、という感じ、その場所とモデルの関わりというか。。
    物語性というか。
    そういうのを撮りたいなってウリュウさんの写真みてますます奮い立たされたよ。

  2. sorami より:

    >kenkさん
    深夜にさっそくのコメント、どうもです!
    こちらこそ、おいで下さりありがとうございました。
    いえいえ、僕のヒト写真はまだまだ試行錯誤なので。
    どんな被写体を撮っていても、必ずそこには有形無形の背景があるわけで、たくさんの経験や体験をして、節目節目にマイルストーンを残して来ながらこの瞬間まで来たわけで。その厚みに少しでも、ほんの少しでも迫れたらと思っていつも撮ってます。
    kenkさんの撮るポートレートの表情の豊かさは、彼女たちの魅力がちゃんとそこに息づいているから生まれてくるものなんだなぁと思います。
    お互い、まだまだ撮りたいものたくさんありますよね。
    一ヶ月のロングランですので、またぜひ来てくださいね。

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